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2018.9.12

JACK NICKLAUS ジャケット 日本で ものづくり


日本で丁寧に生産しているJACK NICKLAUSのグレンチェックのジャケット。国内でも屈指の技術を誇る工場で作っています。ご紹介するグレンチェックのジャケットは、1つ1つの工程に時間をかけ、妥協を許すことのない職人による技術がつまっています。

愛知県一宮市で織られた柔らかいニット素材を使いながら、シルエットにもこだわったジャケットの出来るまでの工程とこだわりをご紹介いたします。

1. 検反 / スポンジング(縮絨)
生地はロール状に固く巻かれて、工場に届きます。検査を行った後、生地本来のフラットな状態にするために、130℃の蒸気を当てながら振動にかけます。テンションが強くかかったままの状態で縫製を行うと、縮みやヨレの原因になります。シルエットのために、欠かすことの出来ない大事な作業です。


JACK NICKLAUS

その後、30cm四方の生地に接着芯を貼り、生地の伸びや縮みが起きていないか、条件が変わっていないかを確認します。

2. 柄あわせのための裁断
出来上がりの印象に大きく作用する柄合わせ。身頃から、袖や、襟、ポケットなど縫い合わせる境目の柄を合わせます。JACK NICKLAUSのジャケットは、グレンチェックのデザインを美しく仕上げるため、通常より工程を2つ増やしています。
ジャケットが出来るまでの主な工程は、4工程。
 (1) 検反 → (2) 裁断 → (3) 縫製 → (4) 仕上げ
JACK NICKLAUSのジャケットが出来るまでの工程は、6工程。
 (1) 検反 → (2) 裁断 → (3) 柄あわせ → (4) 裁断 → (5) 縫製 → (6) 仕上げ

1度大きく裁断した後、生地1枚1枚の裏表を確認しながら、柄の位置を合わせ、正確に針を刺していきます。緻密さが求められる、気を抜くことが出来ない作業です。合わせた生地は柄のズレが起きないよう力加減を調整し、ノッチと呼ばれる印をつけながら 手作業で裁断を行います。5mmのズレも許されません。


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▲グレンチェックのライン1本1本を合わせていきます

3. 縫製 / 中間工程
ジャケットは服の中でも特にパーツが多く、120〜130もの縫製の工程を経て出来上がります。裁断と検査を終えたパーツは、専任の技術をもった職人の手により、1枚の布を立体へと組みあげます。その中でも、ジャケットの肝である襟と肩の工程をご紹介いたします。


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▲芯据え 増芯で骨格を形成し、襟の縫製に入る前に、返り線テープを接着します。
中央にテンションをかけ、ふんわりと返る襟に仕上げます

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▲襟の縫製 シャープな襟を作るため、襟から裾にかけて、布の送りを調整できる特殊なミシンで  
縫製します。ジャケットは、襟と裾で表に出る部分が変わるため、表側に見返しや身頃が出ないよう
力加減を調整していく必要があります

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▲袖付け トルソーに着せて余分に出ている芯地を切り、袖付けの位置を1つ1つ確認します

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▲袖付け アームホールは前肩と後ろ肩を意識しながら、1周を5〜6箇所に分けてそのポイント
ごとに、いせ分量を手で調整し、縫製します。立体的な袖山を作り、動きやすさも左右する部分。
繊細で高度な技術を要します

伸縮性のある柔らかい生地を、柄を合わせながら縫うことは容易ではなく、長年の経験が大変重要な仕事です。

また、背中のカーブを意識した、いせ込みや前肩から胸にかけての処理がなされていないと、首の付け根と前肩の中間地点がへこみ、服が浮いてしまい、収まりの悪さにつながります。JACK NICKLAUSのジャケットは、日本人男性特有の前肩体型を考慮し、芯地貼りや縫製が行われ随所にこだわりを着心地から感じていただけます。

4. プレス
形をより立体的に、縫製を際立たせるプレスの工程です。それぞれの素材に合わせて最適な温度や圧力を調整し、職人がパーツごとの専用の型ごとに丁寧に仕上げて、完成です。


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▲袖専用の型

アメリカントラッドをベースに本格的な仕様のジャケットでありながら、ニット素材を使い、着心地にもシルエットにもこだわり、仕立てました。


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▲襟は芯据えにより、きれいな段返りにしているので、ボタンは1つがけでの着用がおすすめです

多くの職人たちの手により最後の仕上げまで丁寧に作り上げられたジャケット、ぜひ店頭で袖を通してみてください。